当財団は、東洋水産株式会社の創業者 森和夫が基本財産を出捐し「食品科学に関する学術研究の奨励援助を行い、国民生活の向上と学術研究の発展に寄与すること」を目的として1975年11月13日に創設されました。
その後、2011年3月1日に内閣総理大臣の認可を受け一般財団法人に移行しております。
当財団では、毎年、国公私立大学、短期大学、水産・海洋系高等学校に対して奨励研究の公募を行い、選考委員会において応募課題を審議の上選定し、学術奨励金を贈呈しています。また、これとは別に食品科学振興に関する様々な事業への奨励援助を行っています。2015年度からは当財団の奨学金事業として、毎年、日本国内の国公私立大学、大学院に在学し、食品科学に関する分野を専攻・研究している学生に対して奨学金の給与を行っています。
今後も当財団の創設者 森和夫の遺志を受け継ぎ、財団の目的に添った奨励援助を推進し、広く社会に貢献していきます。